ウサギの呼吸が荒い、すぐ疲れる(心疾患、心室中隔欠損症)

ウサギの心臓病はしばしば認められます。

年齢による後天的な疾患が主体的ですが、生まれつきの疾患もまれに見られます。

内科的治療によって心臓の負担の軽減を試み、経過観察をしていく必要がありますが、

進行した病態ではうっ血性心不全を起こして死亡することもあり、注意が必要です。

超音波検査による早期診断が重要です。

 

心室中隔欠損症と診断したウサギの超音波検査所見。

左心室から右心室に異常な血液の流入が認められます。