ウサギが急にじっとして食べなくなった(虫垂炎)
(本稿は手術写真を含みます。苦手な方はご注意ください。)
ウサギの虫垂炎は、近年報告された疾患で、急性の元気食欲消失や突然死の原因となることがある疾患です。
ウサギは虫垂という臓器をもつ哺乳類のなかでも珍しい動物ですが、この虫垂に急性の炎症を生じる疾患です。
その急性の病態が報告されていますが、当院の研究では、より慢性のタイプでは軽症で経過し、最終的に巨大な膿瘍(膿の塊)の形成につながることがわかっています。
可能であれば早期に外科的摘出が望ましいと考えられる疾患です。

外科的摘出を行った虫垂炎・虫垂膿瘍のウサギの術中写真です。
術後の経過は良好でした。
